2013-09-13

え?いいの?と思わず疑った、本社を月3780円で構える方法

オフィスのない会社です

日の出ソフトにはオフィスがありません。いや、あるんですが、ないんです。何のことかわかりにくいですね。今日はその話を。

何かの機会で知り合って名刺交換などさせていただくと「つぎは日の出ソフトさんのオフィスにお伺いさせていただいて、またゆっくりお話させてください」なんて言われることがあります。
ありがたいですし、お越しいただきたいところなのですが、たいていはこちらから訪問させていただくようにしています。

というのは、冒頭にも書いたように、日の出ソフトにはオフィスがないからです。設立の準備中は当然オフィスなどない状態でして、打合せなどは喫茶店やホテルのラウンジなどを利用していました。Skypeも頻繁に利用していました。

いよいよ本格的に始めるぞとなった時に、今までの形態でもなんの問題もないことに気付きました。オフィスがなくても仕事できるじゃないか、と。打合せや短期間の作業で必要な場合もあるでしょう。その時に有料スペースを利用したところで、オフィスの賃料を払い続けることを思えば、そんな負担にはなりせん。

何の問題もなかった

全員が集まらなければならないことなど月に数えるほどです(仕事より飲み会で顔を会わすことのほうが多いかも)。オフィスに通う時間や通勤費がすこし無駄に思えました。
事業計画(というほどではない例のシミュレーションですね)では、オフィスの賃料も考慮していましたので、借りることもできましたが、オフィスなしで始めてみて問題が多いようならばオフィスを借りようと、スタートを切りました。今も、毎日通う作業場所としてのオフィスは持たないまま続けています。何の問題もありません。

オフィスなしでやっていけるもうひとつの要因は、ソフトウェアテストという仕事が、お客さま先のオフィスで行うことが多いことがあります。ソフトウェアテストはソフトウェア開発の一部で、お客さまでもある開発チームのそばにいたほうが何かと都合がいいからです。
機密保持からの理由や大きすぎて持ち出せない機器、開発用サーバーに外部からアクセスできないなど、、自社オフィスでテスト業務を行いたくてもできない場合がほとんどです。

バーチャルオフィスは怪しくない

オフィスがいらないとはいえ、それは作業場所としてのオフィスで、会社を設立する以上、どこかに本社所在地を定めなければなりません。自宅でもいいのですが、会社らしいオフィス街の住所に定めたいところです。

そこでバーチャルオフィスというサービスを利用して、会社の登記所在地としました。

最初バーチャルオフィスなるものを知ったときには、ちょっと怪しい事業をする会社が利用するものなのかな、と誤解していたのですが、結構メジャーな存在なのですね。たとえば、Google Japanの大阪オフィスのあるSERVECORPもバーチャルオフィスを提供されています。

本社オフィスが月3780円也

日の出ソフトは、住所のわかりやすさと価格からハーベスト梅田さんにお世話になっています。
法人向けベーシックプランは、入会金4,200円、月額4,200円という料金設定です。6ヶ月払いにすると、22,680円/6ヶ月(3,780円/月)となり、入会金不要になります。年払いだともう少し安くなります。本社所在地に利用する住所はそんなに頻繁に変更しませんから、6ヶ月払いにしています。

本社オフィスが3,780円/月で用意できることを知ったときには、え、いいの?と軽いショックを受けました。

バーチャルといえども実態はあります。オフィスサービスの管理人のような方が常駐されており、日の出ソフト宛に届く郵便の受け取りなどをしてくれています。届いた郵便物は週1回自宅に転送してくれます。

また、商談室(6名)と会議室(20名)があり、予約して利用することができます。電話して空いていれば、当日でも利用可能です。1回2時間まで、月4回分は、なんと上記の3,780円/月に含まれているんです。作業はできませんが、来客を迎えて打合せするには十分です。

どこでも作業場所

というわけで、毎日、朝から晩まで居つづけることのできる自社オフィスというのはありません。本社として利用しているバーチャルオフィスもたまの打合せはできますが、作業はできません。お客さま先で仕事することが多いことはすでに書きましたが、そうでない場合は、どこで仕事をしているのか。

個人作業は各自の好みの場所で仕事をしています。
・自宅
自習室(約10,000円/月)
コワーキングスペース(約10,000〜15,000円/月、1000〜2000円/日)
・カフェ(長居はできませんが)
などです。

有料の場合もあるのですが、5〜6名用のオフィスを毎月15万円ほどかけて借りるよりは断然安く済むので、経費でまかなうことができます。

集まっての打合せや作業は、バーチャルオフィスの会議室のほか、次のような場所で行っています。
KOKO PLAZA(400円/2.5〜3時間、1400円/9:30-22:00)
個室のある喫茶店(5名〜、室料不要、飲み物代のみ)
・ホテルラウンジ(コーヒー1杯700〜1000円ですがおかわり自由)
・オンラインミーティング(GoogleハングアウトSkypeなど)

一ヶ所のオフィスに集まるよりは、各自がもっとも快適と思える場所、たとえそれが有料スペースだったとしても、オフィスを構えるよりは割安で、作業効率もいいことがわかりました。オフィス代、通勤定期代はもちろん、通勤にかかる時間を有効に使えることが最も大きなメリットに感じています。

◆今回かけた費用
・バーチャルオフィス(6ヶ月分):22,680円
◆これまでにかけた費用
・合計:48,642円